店主の一雄です。
先週末、当店がお世話になっている和歌山県内の日本酒蔵元、
高垣酒造さんに行ってきました。
“龍神丸” “紀勢鶴(キセイツル)”をはじめ、数々の銘柄を世に送り出す有田川(ありだがわ)沿いの蔵元さんです。
この時期、蔵内は酒づくりの真っ只中です。 お忙しい中、大吟醸の仕込みを見学させてもらいました。
蔵元杜氏 高垣さんより、造りに関する突っ込んだお話しを聴かせてもらいました。 今年は、特に暖冬の影響で苦労されている様子が
伺われました。
さて、酒づくりに関しまして、
仕込みの終了後、タンク内のモロミの管理をしていきます。
米が酒に変わっていく重要な工程です。
この期間をもろみ日数と呼ばれます。造る酒の味わいや酒質に
応じて、日数も違います。
高垣さん曰く、「酵母がフライングするんです・・・」
例年以上に発酵の進み具合が早いようです。
仕込みの温度を考えられるべき、色んな方法で低く抑えていきます。
暖冬の中、日々蔵内ではお酒との格闘が続きます。
そんな中でも予定通り、満足のいく酒が出来上がっているとのお話し
でした。 右の画像は、「大吟醸生原酒 龍神丸」のモロミです。⇒
美味しいお酒が出来る事を願うばかりです。
2ヶ月後には、皆さま方の喉を潤している事でしょう・・・。
※追伸:
「2007年産 大吟醸生原酒 龍神丸」のご予約は受け付けて
おりません。 商品掲載まで、しばらくお待ちくださいませ。