和歌山の地酒 高垣酒造株式会社 大吟醸用仕込みタンク (500キロ仕込み)
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蔵元訪問 高垣酒造株式会社
 
            (代表銘柄 紀勢鶴 龍神丸 喜楽里 紀ノ酒 天久)
● 2007年 2月21日(水) 
店主の一雄です。
 
先週末、当店がお世話になっている和歌山県内の日本酒蔵元、 
高垣酒造さんに行ってきました。 
 
“龍神丸” “紀勢鶴(キセイツル)”をはじめ、数々の銘柄を世に送り出す有田川(ありだがわ)沿いの蔵元さんです。 
 
この時期、蔵内は酒づくりの真っ只中です。 お忙しい中、大吟醸の仕込みを見学させてもらいました。 
 
蔵元杜氏 高垣さんより、造りに関する突っ込んだお話しを聴かせてもらいました。 今年は、特に暖冬の影響で苦労されている様子が
伺われました。 
 
さて、酒づくりに関しまして、
仕込みの終了後、タンク内のモロミの管理をしていきます。 
米が酒に変わっていく重要な工程です。
この期間をもろみ日数と呼ばれます。造る酒の味わいや酒質に
応じて、日数も違います。
 
高垣さん曰く、「酵母がフライングするんです・・・」
例年以上に発酵の進み具合が早いようです。 
 
仕込みの温度を考えられるべき、色んな方法で低く抑えていきます。
暖冬の中、日々蔵内ではお酒との格闘が続きます。
 
そんな中でも予定通り、満足のいく酒が出来上がっているとのお話し
でした。 右の画像は、「大吟醸生原酒 龍神丸」のモロミです。⇒ 
 
美味しいお酒が出来る事を願うばかりです。
2ヶ月後には、皆さま方の喉を潤している事でしょう・・・。 
 
※追伸:
「2007年産 大吟醸生原酒 龍神丸」のご予約は受け付けて
おりません。 商品掲載まで、しばらくお待ちくださいませ。
高垣酒造株式会社
 
創業 天保11年 (1840年)
 
年間生産石数 200石
 
和歌山県有田郡有田川町小川
杜氏 高垣淳一
■紀勢鶴のページ■
↑ 
山田錦40%精米 大吟醸龍神丸のモロミ
 
仕込み過程終了後、どんどん発酵が進んでいきます。 留添から30日経過後の状態です。
残り2日程で、いよいよ搾りとなります。
 
使用酵母は“和歌山酵母”。
泡無し酵母のため、もろみの表面には、わずかな
泡がたっている程度です。
(最大でも5センチ程度)
 
甘い心地良い香りが漂ってきます。炭酸ガスがポツポツと表れては消えていました
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和歌山の地酒蔵元 高垣酒造株式会社
和歌山の地酒 高垣酒造株式会社 もろみの自動圧搾機
↑ もろみの自動圧搾機 
 
もろみの注入から圧搾・酒粕の取出しまで自動で出来ます。
 
画像中央の白く見える部分が1枚づつ独立しており、
ここへ流れ込んだモロミが圧力で搾り出されます。
大吟醸・純米吟醸等は、こちらの機械で搾るとのお話しでした。
 
最近購入されたという大型の圧搾機も隣りに設置されています。
↑ 大吟醸用 仕込みタンク (500キロ仕込み)
 
上に掲載のモロミ画像は右側のタンクのものです。
現在、大吟醸の仕込みはこちらのもので行っています。 
 
左側のタンクは先日搾ったばかりです。 この日は清掃中でした。
「もやしもん」の原作者 石川雅之氏直筆の絵が描かれています。
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高垣酒造株式会社 山田錦40%精米 大吟醸龍神丸のもろみ
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