製造元　株式会社濱田さんは、地元田辺市では定評のある梅干専業メーカーさんです。３年前にリキュール免許取得。「梅酒　濱田」は主として輸出用に販売されている梅酒ですので、メーカーさんのこだわりが随所に感じられます。

 

この梅酒一番の自慢は、すべてのプロセスを一箇所で行う「一処仕込み」にあります。　田辺梅林（石神梅林）内にある自社農園にて土作り・肥料作りから取り組みます。　科学肥料を一切使わない農園にて梅を育て、収穫された完熟梅はすばやく漬け込んで梅酒に仕上げていきます。

 

そして屋外設置の貯蔵タンクで味の深みが出るまで原酒を貯蔵。　異物の除去にあたり、ろ過材を使用すると旨みも減る為、じっくりと異物を自然沈殿させた上で、上澄み部分だけを熟成後、「梅酒・濱田」になります。

 

 

 

 

朝摘みした　“紅南高梅”を地の利を活かして、仕入れ当日に漬け込み、梅の鮮度を保っています。また、良質な梅を社員が一粒一粒選別し、通常の梅酒に比べ１．５倍の梅（紅南高梅）を使用しています。　蔵元の梅酒杜氏が収穫から果実の取り出しまでを指揮することで、採りたての“紅南高梅”　の香り・味わいを引き出しています。