昨年はインターナショナルワインチャレンジ２０１３　ＳＡＫＥ部門にて「シルバーメダル」を受賞しました。南方ブランドでは、純米大吟醸クラスのお酒に関しましては、兵庫県産の山田錦を使った酒ともう一つ、岡山県産の雄町を使った酒の２種類が販売されています。今回ご案内の商品は岡山県産の雄町を使ったお酒となります。（生酒ではありません。１回火入れ酒です。）

 

 

杜氏の武田文博さんは以前に在籍していた蔵元さんにて、生もと・山廃の造りをやってきた経験があるそうです。　（武田さんは能登杜氏組合に所属しており、能登流の杜氏さんは生もと系の造りにも精通しているとのご説明でした。）原料米の米は愛知県産の酒米、若水（わかみず）を使用しています。今回は入荷本数も限られていた為、当店では試飲しておりません。蔵元さんの商品説明を引用させて頂きました。

 

従来の「限定醸造　南方」の協会６号酵母を使用した

「春　試験醸造品」です。今季の製造本数は１．８Ｌ　３００本、７２０ミリは１８０本。

 

 

協会６号酵母について

秋田県「新政（あらまさ）」の蔵内から分離。協会７号酵母と同様に、香りは穏やかですが、発酵力がしっかりとしていて落ち着いた風味の酒質に向くといわれています。味は９号酵母よりも深みがあり。全国各地の酒蔵で本醸造や純米酒などを中心に用いられています。生もと系にも向いています。